頭を鍛える 賢くなるための7つの方法
くっそー頭がよくなりたいよーー!
どうしたんじゃ聞一君
うう、もっと理解力が高くて処理能力が高かったら仕事ができるのにって思うんです。
頭がよくなる方法はないですか!?
うーむ、では科学的に証明されている頭がよくなる方法を伝授するぞ!
誰だって頭がよくなりたい
意見を求められてもスラスラっとと意見が言えるようになりたい。
内容もちゃんとしていて一目置かれるようになりたい。
頭が良ければ、テスト勉強も短く済み、他の事にも時間が使えるのに…。
そんなこと思ったことありませんか?
僕はほぼ毎日思いながらあーでもない、こーでもないと奮闘しています。
色んな本を読む中で、これはいいなと思ったものを厳選して紹介します。
その1:音楽を学ぶ
音楽を学ぶと頭がよくなるのは結構有名な話。
過去記事でもIQアップの効果的な方法として取り上げました。
相対性理論で有名なアインシュタイン博士もバイオリンの名手であったり、『時をかける少女』などが有名な作家の筒井康隆先生や、『マチネの終わりに』の平野啓一郎先生
もそれぞれサックスやギターが得意であったりします。
また、有名大学の学生ほど楽器が得意な傾向があることも研究で分かっています。
これら音楽と知性の関係は、多くの人が自らの経験としてもなんとなく感じ取っていたりしていると思いますが、音楽が知性を高めたのか、それとも知性が高い人が音楽に興味を持ち習得したのか、といった鶏と卵問題になることが多く、結局、音楽が人に与える影響というのがあるのかないのかはなかなか結論が出ない状況でした。
そんな中、2011年のトロント大学での研究でも音楽がIQに好影響を与える結果が出ています。
研究は未就学児に対して行われたそうですが、音楽のレッスンを受けた子はわずか20日間後にIQが高まり、視覚芸術のレッスンを受けた子よりも5倍の上昇率となったとのことです。
勿論、若い人だけでなく高齢者にとっても音楽というのは良い効果があるようです。
音楽により老化が遅くなるといった研究結果があり、楽器を演奏している45~65歳は演奏しない人達に比べて記憶力や雑音の中で人の話を聞き分ける能力が高かったそうです。
ちなみにピアノの練習をするのであれば、Simply Pianoはお薦め。
年間¥7900~¥9800で本格的なレッスン動画で練習できる。
(値段が高い理由で一回サブスクを断ると割引される裏テクあり!!)
その2:新しいことにチャレンジする
様々なタイプの天才がいると思いますが、天才の共通点は開放性が高いことだそうです。
つまりは好奇心が旺盛ってこと。
何にでも好奇心を持って取り組むことは大事ですよね。取り組むことで好奇心が鍛えられるということもあるそうなのでどんどん新しいことにチャレンジしていくというのが脳の発達に重要なようです。
新しいことを学ぶメリットは好奇心を鍛えることの他にもあります。それは複業につながることです。
以下の本でも複業について述べられていて、100万に一人の逸材になるのは難しいが、100人に一人の秀才になり、その分野を三つ以上かけ持っているとその価値はかけ算となり、同じく100万人に一人の人材となるというのが、ざっくり要約です。
これ凡人が生き残るための超戦略ですよね。
藤原和博さんの本は本当に良書だと思います。
その3:運動をする
運動をすることは脳機能を向上させることが分かっています。
心拍を上げる運動をすることで知能が向上することが分かっています。
筋トレはあまり効果がないようですが、体力と知能には強い相関があるようです。
体育というのは、決して受験に邪魔な科目ではありません。
運動してから勉強することで、学力などが向上する結果が出ているようです。
『スマホ脳』でおなじみのハンセン博士の『一流の頭脳』。
運動することで脳を鍛えることができる話を一流の脳研究者が本にしています。
縄跳びやボール遊びで子供の脳は鍛えることができる。
その理由は運動により、「白質」と呼ばれる情報伝達を行う脳内のケーブルを強化することができるのが一つの要因のようです。そして脳の左側の白質はは「数学的な能力」と密接なかかわりがあることが分かっています。個人的な経験でも小さいころによく外で遊んでいた子は数学が得意だったような気がします。がり勉よりもそういう子供の方が数学が得意ですよね。
チームラボ代表の猪子さんも数学が得意だそうですが、小さい頃は学校の裏山で遊び倒していたそうです。そのときに三次元空間で遊んでいたのが数学や今の仕事に繋がっているのではないか、とお話されているインタビューがありました。本の中では、体力と知能の関係を示すデータとして18歳の入隊試験時が使われていました。実は、2010年までスウェーデンでは18歳の男子全員に対して入隊することが義務化されていたようです。その時の体力試験の結果と知能指数の結果は明らかな相関があったそうです。
その4:ゲームをする
ゲームは長らく成長を阻害する害悪としていわれてきましたが最近の科学データが示すのは我々の常識とは真反対の結果です。
ゲームは知能を向上させる、それが最新科学での結論のようです。
スウェーデンのカロリンスカ研究所、オランダのアムステルダム自由大学の合同研究によれば、アメリカの9-10歳の子供を対象にした研究結果により平均よりも長くゲームで遊ぶ子供のIQは2.5ポイントほど高くなる傾向があったそうです。
また、ゲームをする人は多角的に物事を考えることが得意な傾向があるそうです。
知能を向上させるゲームといえば、テトリス、ぷよぷよといったパズルゲームが真っ先に浮かびますが、実はそうではなく、3Dゲームのような空間認知能力をフル活用するゲームの方が脳に好影響を与えることが示唆されています。
3Dゲームをやることで記憶力や思考力が向上するそうです。
マリオなどのアクションゲームがいいのかもしれません。
これが事実だとすれば、これからメタバースが本格的に生活に入っていくと、人の知能はさらに向上していくかもしれません。
といったことが意外といいのかもしれません。
また3Dゲームは認知症の予防にも良いことが示唆されています。
ゲーム で老人介護という話も今後ビジネスで出てくるのかもしれません。
その5:瞑想をする
瞑想をするとIQが23%向上するという研究結果もあるのだとか、これはすごい。
科学的な理屈としては、ストレスを緩和することで脳の働きが向上するということなのかもしれません。
その6:読書をする
読書するとストレスも下がることが分かっています。
実体験として紙の本での読書というのは、読後感もいいですし、ストレス解消に役立っているのは実感としてあります。わずか6分の読書で60~70%のストレスが解消されるというデータもあるそうです。最近の日本人は読書量が減っていると聞きますが、ストレスが心配です。
あとはシンプルに知的好奇心を満たし、テレビやYoutubeなどで得る短期的に強い刺激ではなく物事を深く考える習慣に結びついていく読書が人の知能を高めるというのは当たり前といえば当たり前の話かなと思います。
子供への絵本の読み聞かせのようなものでも、子供への好影響は勿論のこと、読み聞かせしている親側にもポジティブな影響があることが分かっています。
読書をするのであればその内容を紙1枚にまとめることも大事だと思います。
トヨタ出身の作者のお薦めの方法がこの紙1枚にまとめる方法。
読書内容を紙1枚にまとめることで思考が深まるので、読書する際にはぜひこの方法を活用されるとよい。
その7:睡眠をとる
記憶を定着させるには睡眠時間が大事なことは有名ですが、やはり睡眠は大事。
最近は睡眠時間に関する本も続々と出ていますし、快眠グッズも沢山紹介されています。個人的にはイタリアのファベ社のメディカル枕がお薦めです。
睡眠負債という言葉を聞いた人も多いでしょう。
1日六時間睡眠が2週間続くと二日間徹夜した人と同程度の脳機能まで低下することが分かっています。つまりだいぶアホになりますよね。
(この研究の面白いのは睡眠時間が足りていそうな8時間睡眠の人も能力が落ちていることですが、、、)
睡眠はしっかりとって、最高のパフォーマンスができる状態に持って行くことが最高の脳トレでもあります。
以上、いかがでしたでしょうか?
何か参考になるものがあればぜひ実践してみてください。
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