STUDY JUICE ~5minitus hacks~

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トップガン。IMAX(アイマックス)で観るか、Dolbycinema(ドルビーシネマ)で観るか。

夏休みと言えば映画!

名作と名高いトップガンの続編。

遅ればせながら映画館で観てきました!

観に行く前に本当に面白いの?と思ってレビューをガン読みしましたが、

前作より面白い!最高の続編!などなど高評価が目立ちます。

 

 

 

例えば、2022年8月17日時点ですが、

 

Filmarksでは4.5

Yahooレビューでは4.7。

 

Yahooレビューでは8割以上の鑑賞者が高評価5をつけており、4以上をつけているのは全体の93%というかなり期待ができる出来のようです。

もう面白いことは間違いなしだと思うのですが、名作であればその内容をさらに楽しみたいと思うのが人間の性。

そこで思うのが、映画館でより楽しむためには、

IMAXアイマックス)で観るべき?

それとも

Dolby cinema(ドルビーシネマ)で観るべき?

という問題。

 

皆さんはどのように思われるでしょうか?

どちらも通常料金に+500円しないといけないので、損したくないですよね?

ではどちらにすべきか。

 

私の結論は、Dolby cinema(ドルビーシネマ)がオススメです!

 

 

Dolby cinema(ドルビーシネマ)がオススメな理由

Dolbycinema(ドルビーシネマ)と他の比較

Dolbycinemaを語る前に、まずお話したいのが混同されがちなモノをサクッと紹介します。

  • DolbyAtmos:臨場感あふれる音響システム。
  • Dolbycinema:DolbyAtmosの臨場感あふれる音響システム x Dolby visionの映像美による究極映画体験。
  • IMAX大スクリーン、従来よりもch数の多い音響による映画体験。正確には3種類のIMAXがあり、見ごたえ度の順で、IMAXレーザー/GTテクノロジーIMAXレーザー>IMAXデジタルシアターとなる。
  • 4DX:視覚、聴覚による臨場体験に嗅覚・触覚を加えた映画をもっとエンターテインメントとして楽しみたい人向けの映画体験。

 

今さら聞けない?DolbycAtmos(ドルビーアトモス)とは何ですか!?

DolbyAtomos

音響の数(ch数。独立したスピーカーの数。音の来る方向の多さを決定する)で言えば、従来音響は5.1chとなっています。

しかし、IMAXでは約2倍の12chのサウンドシステムを搭載し、従来環境よりも臨場感のある音響体験を可能としました。

2倍でもすごいですよね。

しかし、Dolby Atmosではさらに最大64個の独立したスピーカを使用しているそうです。

加えて、従来はチャンネルベースという出力可能なch数に応じた音を出力する音響システムでしたが、64個のスピーカはチャンネルベースでなくオブジェクトベースで制御されるものになります。

なんのこっちゃという感じだと思いますが、要はオブジェクトベースとは、チャンネルベースで従来から制御していた、音量と音質に加えて音の位置情報を制御対象とし、臨場感を増した音体験を可能とするのです!

具体的を挙げると、後ろから忍び寄る足音や、右から左で駆け抜ける車の音などを再現することができ、音が立体的に聞こえてくるのです!

今さら聞けない?Dolbycinema(ドルビーシネマ)って何がいいの!?

Dolby cinema(ドルビーシネマ)は、Dolby Atmos(ドルビーアトモス)の音響に加えDolby vision(ドルビービジョン)による映像美、洗練されたシアターデザインで映画館をさらに一つ上のエンターテイメントへ押し上げてくれます。

スタイリッシュなシアターデザイン

www.dolbyjapan.com

 

Dolby Atmos(ドルビーアトモス)の魅力は既に伝えてあるので、ここではDolby vision(ドルビービジョン)について語ります。

www.dolby.com

ドルビービジョン™では、従来のTVの40倍以上の輝度を表現できます。 日の出はスクリーンから輝くように昇り、影のディテールはクリアに表現されます。

という説明がある通り、HDRというダイナミックレンジ*1がめちゃくちゃすごい技術で色彩を表現しているので、今までの映像体験よりも細かでリアルな映像体験が可能になります。

特に魅力的なのは”黒の表現力”

通常、黒の表現というのは黒っぽい濃厚なグレイみたいな色になるので暗闇の表現などが難しいという問題がありましたが、ドルビービジョンは従来方式では難しかった黒の表現を可能にします。

これにより宇宙を題材にした映画での宇宙空間の表現がより素晴らしいものになるはずです!

輝く星の美しさや、宇宙空間のどうしようもなく深い黒を表現できると思います。

加えて、黒の表現のためにこだわり抜いたシネマデザインにも拍手を送りたいです。

シアタの内部は、光を反射しない”黒素材”で徹底的に作りこまれています。

それは椅子だけではなく、壁も、床も、シアター内の全てがそうです。

これは、余計な反射をなくし、目の前の映像に集中させるための工夫。

あっぱれ!


今さら聞けない?IMAXアイマックス)とは何ですか!?

IMAXアイマックス)。

既にだいぶ普及している感じがあり、ドルビーシネマを正直有名な気がします。

私が初めて体験したのは、LALALANDでしたがIMAXで体験したLALALANDは最高でした。

  • スクリーンがでっかい!
  • 迫力のあるIMAXサウンド(12ch)
  • 2台のプロジェクターを使用!

という特徴を持っています。

ただし、一口にIMAXアイマックス)といっても実はいろいろな種類があるIMAXアイマックス)。なので、上記の特徴はすべてのIMAXに当てはまるわけではなく、IMAXレーザの特徴と考えてもらうとよいと思います。

 

 

 

今さら聞けない?4DXとは何ですか!?

簡単に言うと、アトラクション。

これまでの映画は視覚とか聴覚で楽しむことをどんどん深める方向に進化していきました。

Dolby vision(ドルビービジョン)は、HDRコントラストを追求し新たな映像体験へ。

IMAXアイマックス)は、大スクリーン、レーザー光源、複数のプロジェクターで今までにない映像美を可能にし、音響については12chで立体感のある音響を作り上げました。このように、映像と音響のクオリティを徹底的に向上させてきましたが、そこから少し外れた方向で進化したのが4DX。

嗅覚や触覚という人間が体験するときに使用するほかの感覚も映画体験に巻き込みます。

例えば、嵐のシーンでは客席に水をまいたり、風を本当に吹き付けたり、雷のときにはフラッシュがたかれることもあるそうです。あとはおいしい料理の時にはその匂いがする、他にも激しいアクションシーンでは映像に合わせて座席が揺れるなどなどなど、ディズニーランドのアトラクションさながらの体験が近くの映画館で体験できるのです。

没入感がマックス!!

 

トップガン前作のあらすじ

さて話が長くなりましたが、トップガンの話に戻ります。

今回の『トップガンマーヴェリック』は、続編ですが前作を見てなくても勿論楽しめます。しかし、前作を知っていた方がより楽しめるので、前作を見ていない方も抑えておいた方が良い箇所について簡単に説明します。

 

主人公マーヴェリックは天才パイロットで、トップガンと呼ばれるエリートパイロットの養成学校でも頭一つ越えた存在だった。しかし、レーダ役の親友であるグースを飛行訓練の事故で亡くし、自責の念に駆られ一度はその天才的な操縦術をなくしたが、周りからのサポートで取り戻すまでを描いたストーリー。

今回の映画は過去に亡くなった親友グースの息子がパイロットになり、主人公マーヴェリックが教官役として若きパイロットたちを指導する立場に。

必ず生きて帰らせる。

そのことに拘り続ける天才パイロットマーヴェリックと親友グースの息子との血縁を超えた親子関係のような̪師弟関係の描き方が秀逸。

過去のシーンも織り交ぜながら未来の希望を描く珠玉のストーリーだ。

 

 

 

*1:色の変化を細かく表現できる度合い