STUDY JUICE ~5minitus hacks~

コスパよく学びたい人のための学びのジュースみたいなブログ

成功の仕方ははみんな違うが、失敗の仕方はみんな同じという教訓

成功本がベストセラーとなりぞくぞく発売されることを考える。

本屋さんに行けば成功本はたくさんあって山ほど成功者がいます。

成功者は人は皆さん自信をもってこう答えます。

「おれはこんな風にやったから成功できた。」

僕もそういった人たちに憧れて沢山の成功本を読みました。

こういう人になりたいなあ、成功したいなあ、こういう人は多いのでないでしょうか?

でも結局成功している人のやり方をまねてみてもうまくいかないことが多いことに気づきます。それは才能の差でしょうか?

いやいや、成功している人の話をさるまねしても成功などできるはずがないのです。

特に成功は「運」、「タイミング」といったものに大きく影響をされるので、タイミングが絶妙なときか判断できなければあまり意味はないですし、タイミングが良いタイミングかどうかは結局後になってみないと分からない部分が多いのです。

では成功者から学ぶことはないのでしょうか?

いえ、成功者の方々の中にこういったことを言う人はいないでしょうか?

『失敗する確率を下げるための方法』を行った。

 

 

 

 

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『失敗する確率を下げるための方法』

僕は社会人になった今でも社会的に活躍している人の本や動画をよく見ます。

活躍している人の話は基本的に面白いし刺激が出るのでやる気が出ます。

そういう意味ですごく成功している人の本は役に立ちます。

そして考え方も勿論役に立ちます。

しかし実際の作戦や状況の把握は自分で考えなければいけません。

それは何故でしょうか?

それは置かれている状況が異なるからです。

置かれている状況が異なれば打ち手は異なります。

なので成功者の猿マネをしてもうまくいかないのは状況が同じでないからです。

相手の出方を無視して、ハウツー本の通りに将棋を打つ人が弱いことはすぐにご理解いただけるでしょうが、なぜか同じことがビジネスの場ではなかなか理解されないのは不思議です。

『えっ、だってほらこの有名な本にはこういう手を打てって書いてあるよ』といわれても、『いやいや、この状況全然その状況と違うから!』ってボードゲームの類だったらすぐにわかる笑い話ですが、ことビジネスとなるとその感覚は一気に鈍感になるようですね。いやはや不思議。とかいいつつ、僕もその不思議な人の一人でした。

こういう話をすると、成功者から学ぶことはないのか?

と言ってくる方もいますが、もちろんあります。

 

それは、活躍している人の成功体験よりも、失敗体験を学ぶべきだと思います。

理由はこうです。

成功の仕方っていうのは、結局無数のパターンがあります。

そして状況によって左右されるので再現性がめちゃめちゃ低いです。

なので再現性が低いことを猿真似しても再現しないから、うまくいくはずないのです。

つまり成功した人と同じ方法を取っても成功するか分からない、またはほぼ失敗するでしょう。

自分の置かれているビジネスが、成功者のビジネスとターゲットなどがマッチしていなかったり、環境か違ったりするのでこれはとてもとても当たり前の結果です。

勿論、定石みたいなものは少なからずあると思います。

それは学ぶべきだし活用すべきです。

なので、勝つための戦略を学ぶのであれば、なぜこういう戦略をこういう状況でしたのか本質的なところまできちんと理解しておくことがめちゃくちゃ重要になります。

しかしみんながみんな、本質的なところを理解できる人間になれるはずもな成功しない人たちが維持されるので、サクセス本がどんどん出版され売れ続ける仕組みになってます。

 

失敗のパターン

一方で、失敗というのはどうやらパターンが似ているようです。

みんな同じ失敗をするのです。

つまり再現性がめちゃくちゃ高い。

確かにこれをやったら大変なことになるだろうなということを、他の人にやらせても間違いなく大変なことになると思います。

そう、やっちゃいけないことはやっちゃいけないです。

#ダメ絶対

みんな同じ失敗をして自滅していくので、失敗しないように行動するということが大事です。

これ、僕が言っても皆さんにとってはお前こそ何者やねんという状況ですから説得力のかけらもないですが、この話は今現在実際に活躍されている人の口からもきけました。オンデーズの田中社長です。

カリスマを出すことで説得力を上げさせていただきます。

 

さて、個人的な体験で言えば、新人の頃に残念な人の思考法、といった本を読んだが正に自分のことが書いてあったのは今でも記憶に新しいです笑

学歴は悪くないが、仕事ができない、そういう人は何がいけないのかが書いてありました。

例えば、

  • 仕事の方向性を確認せずに始める。
  • 途中で確認しない。
  • 骨子を作る前に、興味があるところから深堀してしまう。
  • アウトプットを意識せずにインプットしてしまう。

 

といった感じです。

こう言う仕事のやり方をすると、間違っていた時の軌道修正で余計に時間がかかるし、何より時間がかけた割にアウトプットがでないという問題が発生します。

失礼な言い方であることは百も承知で言いますが、僕より歳上でもこういった残念な仕事の仕方を定年まで続けている人がいます!

自分はできている、なんて言い切れない部分もありますが、こう言った思考法を学んでいるだけでその後の会社での仕事の仕方は大きく変わっていると思い、よかったなと思っています。

 

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少し話がそれますが、マインドセットという概念があります。

これは考え方の癖みたいなものです。

マインドセットは大別して以下の二つがありますが、まず一つ目の固定型は、才能や知性というのは生まれ持ったものと考える癖をもっているそうです。

で、二つ目の成長型は、才能や知性は変化するものと考えるそうです。

努力次第でなんとかなる、と考えます。

 

僕は固定型のマインドセットもないわけではないですが、幸運にも成長型マインドセット型が強いです。

なので努力することが当たり前みたいな気持ちが強いです。

 

全然努力しない人をたまに見かけるが、固定型マインドセットだったのか、と納得してしまいました。確かに様子を見ると最初から自分には無理だと諦めているようです。

 

人生は複合的な評価なのでなんとも言えないですが、自分はこんなものだと考えた時点で、人生が大体予想できてしまいます。その予想できた人生を答え合わせのように生きるのって個人的には面白くないです。

 

なのでどうなるかわからない、しんどいかも知れないけどここは頑張ろうと考えられる仕事や選択をすべきだなと改めて思いました。

 

結局成功本を見て失敗するという失敗を学び、再現性の高い失敗に足元をすくわれないように今日もお互いに頑張りましょう。

 

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