変化を面倒と思わない気持ちのトレーニング法
新しいことをやろう
あなたは変化に強いでしょうか?
それとも変化することを面倒と思うタイプでしょうか?
基本的に人間は新しいもの=変化を嫌います。
なので、変化することが面倒くさいと思う人の方が多数派であるはずです。
しかし、ビジネスパーソンならば、変化への対応は否が応でも求められますし、今やコロナで世界が一変している状況。
変化への対応は、今まで以上に求められます。
ダーウィンの進化論でも、強い人が生き残るのではなく変化に対応できたものが生き残るとされており、これからの時代変化に対応できる能力を持つものが求められます。
しかしながら、現実問題として変化に強い人、弱い人がいるのは確かです。流動性知性という問題解決能力の差もあると思いますが、気持ちの問題の面もあると思います。
つまり新しいものに対して面倒だと反射的に思ってしまう人です。新しいことが発生すると面倒くさいという気持ちが頭を占めて、考えるのが億劫になるということです。考えるのが億劫な人が仕事でよい結果を残せるわけがありません。
この変化でマイナスの気持ちを生ませない、変化に慣れるためにはどうすればいいでしょうか?
その精神鍛錬方法について、オンデーズというメガネショップの田中社長が、ホリエモンとの対談の中で、お話しされていたのが僕の認識と違ったので紹介します。
田中社長が言うには、毎日の生活で必ず違うことをするようにするのが、変化に対する耐性を鍛えるよいそうです。
例えば毎日違うご飯を食べる、違う方法で会社に行く、違う飲み物を飲む、といった本当に小さな変化でオッケーだそうです。
そうすると、変化することに対しての拒否反応が小さくなるそうです。
皆さんはどう思われますか?
実は僕は毎日同じ昼飯にしています。
考えるのが面倒なため、毎日かけそばといなり寿司と決めていて、昼ごはんを考える時間をなくしていました。
これはスティーブジョブスやザッカーバーグが毎日同じ服を着るのと同じ理由で判断疲労を防ぐためでした。
判断疲労とは、判断するために精神がすり減るというもので、人間が一日に判断できる量というのはきまっているそうです。
なので、判断回数を減らして精神がすり減らないようにして、一日元気に仕事をすることを意識していましたが、田中社長の説は真逆です。
しかし田中社長は結果を残されている方であり、一方で判断疲労も信頼性が高い説なので、
この反対の意見は両方とも真実に見えてしまいます。
両方が成立したかつ矛盾しない場合というのはどう言うことでしょうか?
その答えは、変化に対してポジティブなイメージを持っている人は、既に変化に対して億劫にならないので、日常を変化させで鍛錬する必要はありません。
寧ろ、判断疲労をさせないために判断する回数を減らすように注意すべきです。
逆に、変化に対してネガティブイメージの人は変化に対するポジティブなイメージをもつために変化による成功体験を積む必要があります。
新しい飲み物飲んだらめちゃくちゃ美味しかった、など。
物事に取り掛かるときのやる気の根っことなるものに自己肯定感というものがあります。
これは自分ならやれるという、自信と似たものであり自己肯定感を高めるには成功体験を積む必要があるようです。
ちなみに、休日を充実させる唯一の方法は、ゆっくり休むのではなくて、これまで経験したことがない新しい経験をすることが大事だそうです。なので、変化を面倒と思わないことは、精神を癒すためにもとても大事なことなようです。