習慣化するための5秒ルール
5秒ルールで自分をだます。
世の中には自分を向上させるためのテクニックが数多くある。
5秒ルールもその一つ。
生産性向上のための心理テクニックだ。
5秒ルールとは,5秒以内に即行動するということ。
以下の本に詳細は記載されている。
5秒ルール 直感的に行動するためのシンプルな法則 [ メル・ロビンズ ] 価格:1,650円 |
超シンプルだが,超効果がある。
理由は,こうだ。
人間は5秒間時間を与えられるとものすごく納得のいく言い訳を作ってしまうのだそうだ。
人間は言い訳の達人なのである。
ちなみにこの言い訳は、やらないことの言い訳だ。
やることの言い訳は苦手だが,やらないことの言い訳が得意。
人間には変化を妨げるような力が働く。それも自らで、だ。
なので,5秒以内に動き出すことで,言い訳する時間を与えずにやり始めてしまうというのがこの5秒ルールのテクニックである。
目次
やる気になるには、やるしかない。
やる気になるのは,やるしかないとよくいったものだ。
このルールは、シンプルながら良い習慣を身に着けるのにとても役に立つ。
私はこれで苦手だった早起きを習慣化している。
早起きと言っても、そんじゃそこらの6時起き程度ではなく、4時に起床の超早起き。
その習慣化には,5秒ルールの効果が大きい。
目が覚めたら起きる。
いや起きて目を覚ますという感覚だ。
考えるより先に体を起こしてしまえば,意外と早起きは簡単である。
ここで起きずに、ベッドの上で昨夜は何時に寝たから何時間しか寝ていないなど考えだしてはダメだ。
起きなくてよい理由ばかりが浮かんで,自分自身に丸め込まれてしまう。
意思が弱いと思っている人は考えるより先に動く習慣を身に着け,5秒以内にスタートを切るのが大事だ。
こういった類のものはシンプルなものであればあるほど、効果が大きいようだ。
これは完全な自戒だが、5秒ルールは仕事にもめちゃくちゃあてはまる。
今はこっちの方が大事だし,後回しにする云々。
言い訳はいくらでもできる。
が,仕事は言い訳してもなくならないのが当たり前。
5秒ルールでとっととやってしまう。
後回しにしない。これが効果的だ。
#完全に自戒。
#胸が痛い。
If thenルールで無敵の習慣化
予めルールを決めておく。
これが習慣化にとってとても重要だ。
一種の自己暗示にもとれるが本当に大事だ。
数ある成功者の話や本を読んでも,自己暗示を利用していることが多い。
自分にこうだ、これが正しいという明確な基準を思いこませることで,もしこうならばこう動くといった行動ルールをあらかじめ決めておく。
このように行動基準を明確にしておくことで、判断の負荷が減る。
人間は一日で判断できる数が決まっている。
それを超えると判断疲れを起こし、パフォーマンスが下がってしまう。
なので、打率を維持する、または上げるのに無駄な判断をしないように工夫することは非常に重要だ。
常に同じレベルのパフォーマンスをキープする。
これは、あいまいな基準または基準を持たずに仕事をしていれば、同じレベルをキープすることは難しい。
体調や運に左右される。
もし行動基準が明確であれば、体調に大きな影響を及ぼさない。
失敗したとしても行動基準をブラッシュアップすれば良いので次は必ず上手くいく。
こうして成長のサイクルが回る。
こう言った行動基準は、if thenルールというテクニックに習慣化できる
もしXXXの場合は,XXXXする、とルールを自分で作るのだ。
ある意味、自分をプログラムされたロボットのようにセットしておく。
予め判断条件とそのあとの行動を規定しておく。
こうして、無駄に毎回判断で体力を浪費せずに済む。
一番よくないのはいつも明確な基準がないまま場当たり的に物事に取り組むことだ。
ブログを習慣化する
最近は,帰りのバスの中でブログを書く。
子供が寝静まったらブログを書くといったことをしている。
これもIf thenルールである。
こうして自分のやる気スイッチをIf thenルールで作っておけば嫌でもやる気を出す。
人間の脳は怠けやすいがだまされやすい。
うまくだまして自分に都合のいいパフォーマンスを自分にしてもらおう。