プロセスエコノミーが面白い
プロセスエコノミー時代
プロセスエコノミーがめちゃくちゃ面白い。
プロセスエコノミーっていうのは、メインコンテンツだけでお金を回収するのではなくて、メインコンテンツを作るプロセス過程でもお金を稼げるように設計しようという経済活動のことです。
要はメイキングであらかじめお金を稼ぎメインコンテンツのための予算を稼いでしまおうという動きです。
プロセスエコノミーについて学びたいと思ったら、代表的な本として下記がオススメです。
プロセスエコノミーの成功者として西野亮廣さんがいらっしゃいますので、わかりやすい例としてこのブログでも取り扱わせていただきます。
西野亮廣さんは舞台などの劇場型エンタメへプロセスエコノミーを盛り込み成功したパイオニアです。
制作予算はどう決まる?
プロセスエコノミーの考えで秀逸なのが、メインコンテンツの制作費を通常はチケット代とグッズ代で回収しようとするところを、メインコンテンツを制作する段階から稼げるように企画を準備していき、そこで稼いだお金をメインコンテンツの制作費に充て、クオリティの高い作品を作ろうというところ。
お金をかけたら必ずしもいい作品になるとは限りませんが、いい作品により大きなお金をかけたらぶっちぎりのクオリティになることはだれの目にも明らかです。
またこの作り方のいいところは、舞台の公演は公演が開始されてから収益が発生する仕組みになっており蓋を開けてみないとどう転ぶか分からないという不安がつきまといますが、プロセスエコノミーをやることで、公演する前から動向をつかむことができるので爆死を避けることができそうです。
このように日本の現在の演劇は博打の部分が多いので、オリジナル作品というものがなかなかできません。すでにある程度の客席が見込まれるよく知られた作品、例えばキャッツ、ライオンキング、レミゼラブルなどなど、世界の名作を呼ばれるものを借りてきて演劇を行う必要が出てきます。
これはエンタメ世界へ成長と新しい風を吹きこませることを阻害します。
また、舞台とか映画とかは基本ネタバレ禁止で公開までは口外禁止が従来の常識でした。
しかし、プロセスエコノミーはその常識を覆すものです。
なぜならば公開前から制作場面やキャストの情報を流すからです。
一見、悪手のような逆張りのような手ですが、先ほど述べた通りとても理にかなっており小規模団体でも資金を集め活躍することが可能となります。
具体的にどんなものを売っていくのかというと
- 舞台の制作現場を覗ける権利
- 制作会議を傍聴できる権利
のようなもので制作段階しか見ることができないもので収益を生み出すという付加価値もつけやすいです。その瞬間瞬間に立ち会うという感動ですね。
これまではグッズやチケットにしかお金が使えなかったお客さんにお金を払う先として新しいものを提供することができるという点でも画期的です。
特にお金を持っていて応援したい人々はお金の使い先に困っています。
そしてモノ(グッズ)にはあまり使いたくない人が多いです。
そこでプロセスエコノミーではモノではなく体験という知的好奇心を満足させるものに値段を付けて販売するということがされています。
これがプロセスエコノミーです。
メーカーにプロセスエコノミーを応用するとどうなるのか?
素朴な疑問としてメーカの開発にプロセスエコノミーは応用できるのか?
といったことが思いつきます。
すごく難しそうですが思考実験としては面白そうです。
僕も会社員で予算の関係上、泣く泣く諦めざる終えなかった開発が沢山あります。
また開発ストーリーというのはドキュメンタリー番組を見ていてもわかる通り面白いです。
ドラマでいうと下町ロケットは人気が出ました。
もし会社でもこのプロセスエコノミー使えたらメーカー開発も変わるなあなんて思います。
例えばこんな商品開発します、っていう予約販売からクラウドファンディングで行い、開発プロセス、例えば開発者たちの評価試験時の内容や、会議内容などをプロセスエコノミーで売ったら面白そうです。
『他社では評価としてこんなことをしているのか?』
『会議の仕方がうまいなあ、ファシリテーターが参考になる』
『トラブルが発生したときにはこんな風に解決しているのか』
そういった声が聞こえてきそうです。
またこういったことが進むと、
『この開発者はほしいなあ』
というプロセスエコノミーから始まる転職斡旋サービスなども活気が出そうです。
また外部からも
『こういった企業で働きたい』
という声は出てくるでしょう。
私もエンジニアとして働いていますが、他社ってどんな風に開発しているのか、といった疑問は永遠に晴れないままです。
プロセスエコノミーでオープンワークな職場になることで色んな業界での生産性が上がる未来が来るかもしれません。
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何故チョコは恋愛の媚薬になるのか!?
今週のお題「チョコレート」
いやはや、世は聖バレンタインデーである。
好きな人にチョコを。
非モテ男子にとっては、拷問に近いお祭り騒ぎである。
モテないとは分かっていても、厳し過ぎる現実
をまざまざと突きつけられる日だ。
#現実は甘くない
僕はチョコ好きで、よく食べているが、このバレンタインデー近くになるとその手が重くなる。
チョコを食べることがチョコ欲しいですアピールに見えないか不安になるからだ。
なんで、あげるのチョコやねん。
クッキーでも、ケーキでもなんでもええやん。
俺ティラミス好きやで!
#知らんがな
いや、実はチョコレートを贈ることには、科学的な根拠があるのだ。
まさに科学的知識を応用した恋愛大作戦。
それがチョコレートアタックであり、バレンタインデー作戦なのである。
▼キスよりも4倍ドキドキする
チョコレートの効果に、胸をドキドキさせる効果がある。
それもキスの4倍だ!
ドキドキではなく、ドキドキドキドキドキドキドキドキなのである。
吊り橋効果という心理現象をご存知だろうか?
吊り橋を渡るときに、恐怖からドキドキするが、このドキドキを恋愛のドキドキと勘違いして、一緒に吊り橋を渡っている人が好きだと錯覚する現象である。
なんて都合のよい。
ミステリー小説のトリックで使われたら非難轟々だが、実際そうなんだからしょーがない。
これと同じことがチョコレートを食べると起こる。
「この胸の高鳴りはなんだ?もしかして、俺、あいつのことが」
これが本当のチョコレート効果である。
#この胸の高鳴りなんて言ったことないわ
▼幸福感の演出
さらにチョコレートは内部からも、しかける。
幸福物質エンドルフィンを放出させ、幸福感を、演出するのである。
効果が高いのは、甘いミルクチョコレートと思いきや、ブラックチョコの方がよい。
なので幸福のチョコレートは、苦い大人のブラックチョコにしよう!
「なんだ、この気持ち。俺、あいつのことを考えるだけでめちゃくちゃ幸せになるよ」
▼愛する人の血管を守る
ここまでで恋愛の武器になることは充分証明されたはずだが読者の中には、こう思った方がいるはずだ。
「ドキドキさせた時の血管が心配!」
そう、お気持ちは理解できる。
#理解できるのか
キスの4倍ドキドキである。
血管への負担は想像に固くない。
ルフィのギア2状態である。
しかし安心して欲しい。
チョコはあなたの愛する人の血管も守るのだ。
実はチョコには血管の機能を改善して、血圧を下げる効果があるのだ。
できるトップ5%の社員並みの気配りである。各方面への配慮がすごい。
チョコは自分に甘くない。
ストイックなやつである。
さてさて、この記事が、渡すか渡さぬか足踏みしているあなたの背中を押す手助けになれば幸いである。
科学はあなたを応援している!
ちなみに僕は奥さんにティラミス作ってとお願いしているので、楽しみである。
#ティラミスが一番好き
えっ、オチがしょうもなくてイライラするって?
チョコでも食べてリラックスして、見逃してください!
#リラックス効果あり
何故出来る人は完成率20%の仕事を見せるのか?
できる人と呼ばれたい人がやるべきたった一つの習慣
誰でもできるやつだと認められたい欲求は少なからずあるはずだ。
これを専門用語で、「承認欲求」と呼ぶ。
しかしその欲求が満たされる人は多くない。
今日はそんな方々に朗報である。
世の中の超デキる人、上位5%の仕事術をこっそり使わせてもらい、僕らもちゃかりデキるやつ認定されてしまおうというための仕事術を紹介する。
参考にした本は下記の本である。
残念な人の思考法
頭は悪くないのに、成果が出せない残念な思考法の人。
そんな残念例がいっぱい載っていて、例を読むたびに、胸が痛い。
だって、、、
これ、僕ですやん。
自分の思考方法を反省して色々見直して、仕事の上手いやり方を学び、昔からこうしてましたよ感満載のどや顔で現在仕事をしている。
そう、元残念な人である。(多分元なはず)
仕事ができるやつと思われるうえで特に大事だなと思っているのは、早めに人に意見を求めることだ。
昔の僕は完璧主義者で、僕か100%力を注いで作ったものでなければ、人には見せられない、そう考えていた。学歴は高いのに仕事で成果が出せない、そんな悩みを抱えている方は、下記の本を読んでみるのがお薦め。
仕事は完璧主義ではなく、完了主義がよいとはいうが、どうやれば完了主義になれるのか、その道しるべが書いてある良書だと思う。
脱完璧主義者
仕事を進めるときに、「この方向でいいっすよね」っていう確認を、ある程度、骨子を作った段階で資料等を共有して確認することがめちゃくちゃ大事。
上司のアウトプットイメージとのすり合わせが完了した時点で本気モードで仕事を仕上げていく。
この順番でやらないと悲惨なことが起こる。
それが「全部やり直し」である。
本気でやった仕事(時間と体力を費やした)を全部なしにされるのは非常にきつい。
なので、必ずアウトプットのイメージのすり合わせはしなければいけない。
そのイメージのすり合わせをするときに適切なタイミングが20%の完成率である。
その段階で一度見せて、OKをもらえたらそっから全力疾走するのだ。
これは自分でも色々と失敗を繰り返していく中で見出してきたが、同じ話が下記の本にも載っていたので驚いた。
この本に書いてあった箇所でメモするのに値するのが、
優秀な社員は、時間がないことを外因のせいにせずに、自分たちの手戻り作業に問題意識をもっている
という点だ。
これは個人的に深いと感じた。
時に外因の影響で時間がない、ということになっているのかもしれないが、それは自分の制御外のことである。なので、改善しようと思ったら自分の制御内でできることにフォーカスする。これが大事だ。
つまり自分の手戻り業務がなぜ発生してしまったのか?
それはアウトプットイメージがずれていたからだ、それはどのようにすれば直せるのか?20%の時点で共有することでずれを確認でき、手直し時間を大幅に削減できる。
このような思考により改善することができる。
もしも皆さんも完璧主義者になってしまっていたら、ぜひこの機会に見直されてはいかがか?
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