ついつい感情的になってしまうあなたへ。
怒りは困っているのサイン
ブレーキランプ5回点滅はアイシテルのサインと体に覚えこまされたドリカム世代です。
さて、今日は"怒り"について書かせていただきます。
皆さんが怒りを覚えるのはどう言った場合でしょうか。
僕ならば、上司から無理なスケジュールで仕事の指示が入る。
同僚が、自分より少ない仕事しかこなさない。なのにすぐに根をあげる。
仕事が少ないのにすぐに根を上げ、こっちに仕事を振ってくる。
後輩は期待したように動いてはくれない。
社会人であれば、イライラするネタは尽きないのではないでしょうか?僕も最近、感情的になることが多くなってきていて悩みの種でした。
仕事を本気でやればやるほど、責任を持って終わらそうとすればするほど、周りのいい加減な仕事の仕方、スケジュールを守らない態度にイライラして、何かをきっかけにして感情的な発言をしてしまいます。
その結果、余計に仕事がやりづらくなり、うまく回らなくなっているように思って悩んでいました。完全な負のスパイラルです。
負け戦の典型です。
やることなすこと、逆効果なのです。
もちろん、感情的な発言をとっても主張している内容は正論だと思います。
間違ったことは言っていないはずです。
しかし、会社では、正論を言っても角が立つだけで、2ちゃん創始者のひろゆきさんのように口喧嘩で論破してもヒーローにはなれず、お金も得られず、仕事も進まず、ただ嫌なやつに思われてお終いです。なんの生産性もありません。
こういうことは、世の中では正解ではなく納得解を出すことが大事と思っていることに繋がると思います。
納得解の過去記事はこちらです。よかったらどうぞ。
本題に戻りますが、本気でやっているのだから、イラつくのも無理はない、あの人たちが仕事が遅いからだ。そんな風に考えて、僕は長年仕事をしてきましたが、この度、初級管理職の係長になったこともあり、改めてアンガーマネージメントについて学ぼうと思い読んだ本が、めちゃくちゃ最高でした。
我慢することなく、感情的な自分と決別できると思います。
めちゃくちゃオススメです。
お薦めすぎるので、アマゾンリンク貼っておきます。
浄化されてください。
内容ですが、著者の水島広子さんは精神科医で、感情についてめちゃくちゃ専門家なのですが、すごく分かりやすい言葉で具体例を示しながら、どう考えればいいのかをヒントをくれます。
まず、本の中で一番大事なポイントが、怒りとは人間にとってどういうものであるか?という問いです。
#もう答えはタイトルで言っていますが答えを引っ張ります。
皆さんは、考えたことありますか?
僕はやる気スイッチの一種、みたいに思っていました。
が全然違いました。
ここですこしヒントです。
熱いという気持ちが、致命的な火傷にならないように、熱いものから即座に手を離す行動につながるように、怒りという感情も、身体が我々に何かを教えくれようとしているのです。
では怒りは何を教えてくれようとしているのでしょうか?
答えを言います。
怒りは、自分は今困った状態にあるということを教えてくさているのです。
あなたが怒っている時、それはあなたが困っている時なのです。
ピンと来ない方のために、具体例をあげて説明していきます。
例文)
部下に仕事を依頼したが、納期になっても仕事が終わっておらず、つい、感情的になってしまった。
よくある話だと思います。頼んでおいたことをやってくれない。平気で遅れる。
これでは予定通りに仕事が進まないので、依頼した側の私は困っている。その結果、感情的になってしまったという話です。
1度や2度、みなさんも経験があるのではないでしょうか?
水島先生は著書の中で、感情と感情的という言葉を明確に使い分けています。
感情が沸き起こるのは自然なことで、感情的になるのは、思考方法で抑制できると言います。
つまり、大事なことは自分に沸き起こる怒りは、感情であり体の反応として自然なことなので無理に抑制せずに素直に受け止めて、あっ、自分は今困っているのだな、と理解してあげることが大事です。
その後に余計な思考で感情的にならないようにすることがとても大切です。
例えば、上の例で言うとなんの報告もなしに、スケジュールを守らないなんて。。。
俺を舐めているのではないか?
みたいに思考を持ってしまうのはNGです。
つまり、自然と湧き上がる感情は抑え込まずに、理解してあげる。
あの後、怒りを量産して感情的にならないように工夫する、ということになります。
怒りを量産する。
これは過去自分にも経験があります。
怒りには第三波がある、的な記事ですが、要は僕はこのとき怒りを自分で作りだしていたのだと気づきました。
そしてアイシテイルのサインを聞きたい方はこちらから。