Salt Lemon Record

科学でもっと楽しく生きる!旧帝大エンジニアの仕事と育児の記録

ねこ博士シリーズ

最近、本屋さんで見つけた絵本。

ビジュアルやフォントが好きでお買い上げしました。

#日本語おかしいかな?

 

絵本の対象年齢は3歳からですが、中身はかなり難しいです。僕もなんちゃって帝大理系出身ですが、読むとへぇーとか、あーそうだったかも、となかなか程よい知的興奮が感じられました。絵本で科学を学び直しております。

 

絵本とはいえ、説明文は漢字があるので、子供が一人で読むには少し難しい内容ですが、先程の通り理系出身者でも面白いと感じられる内容ですので、大人も満足できるし、話して聞かせるのが楽しいのでおすすめです。

ネコ博士が語る 科学のふしぎ (児童書)

ネコ博士が語る 科学のふしぎ (児童書)

 

 

最近発売されたのかと思いきや、2017年刊行。

デザインはレトロ感のあるポップテイスト。

ダーウィンウィトルウィウス的人体図を模したような表紙です。理由は知らんけど。

さてさて、本にはどんな内容が書いてあるのかというと、結構幅広い。

重力に始まり、科学的な方法という基本的な考え方の説明、はかる、原子、金属、非金属、分子、固体液体、質量と密度、浮力、力、圧力、エネルギー、電気、磁力、音波、光と色、素材、原子核物理、数学などなど。

 

いやいや、3歳無理やろみたいな内容だけど、科学の面白さを伝えるには3歳という年齢は十分かもなと個人的には思います。

話がそこそこ通じる年齢なので、あとは面白さの伝え方次第でしょうね。

 

個人的に面白かったのは、仮説を立てて検証する、というのが科学的方法に記載されていた点。これは本当に大事な考え方で、大人になってからも大事な物事への取り組み方です。しかし、自然に身につけている人もいれば、理系出身者でも、なかなか身につけられていない人も多いように個人的に感じています。

子供に科学の面白さ、現象を伝える前にこの大事な考え方を伝えるという点に、この本の本気度を感じます。

 

実験して確かめよう。

仮説を立てて考え方があっているか学ぼう。

これは理系学生だけでなく、全ての人へのアドバイスですよね。実験してデータを取って学ぶ。これはエンジニアだけでなく全てのことに言えます。すごく大事ですよね。

 

科学的な検証法の具体例として、本の中では虹を例に挙げていました。

空に虹がかかる仕組みを知りたくなった時、虹が出るのは雨が上がりかけで、日差しが出たときと、もしあなたが気がついたら、雨と太陽の光が揃うことで虹はできると考えてみる。それが正しいかを雨の代わりにホースで水飛沫(しぶき)を上げながら見てみる。

晴れの日と曇りの日。

予想通り晴れの日には見えて曇りの日に見えなかったら仮説は正しい。

仮説が正しかったらこれをさらに理論で説明する。言ってしまうとシンプルな話ですが、実際やろうとするとなかなか大変です。

 

他にも面白かったのはフィボナッチ数列の話。フィボナッチ数列は、1、1、2、3、5、8、13のような形で一個前の数字と今の数字の和が次の数字になるような数列。

これが自然界に沢山存在するそうです。

例えば、人間の指も5本でフィボナッチ数列

タコの足も8本で、フィボナッチ数列

みつばのクローバーもフィボナッチ数列

四葉フィボナッチ数列にはないので、希少性が高いのです。

 

いやあ、自然界にひっそりとしかし確実に存在するフィボナッチ数列はめちゃくちゃ面白い。一方で、いかのあしって10本じゃなかったっけ?と不安になるが、調べたところ、イカは足が8つで残り二つは手なんだとか。

 

ということはイカもちゃんとフィボナッチ数列しています。

 

さて今日の記事はここまでです。

お目汚しありがとうございます!

 

 

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