Salt Lemon Record

科学でもっと楽しく生きる!旧帝大エンジニアの仕事と育児の記録

何故我々は金魚に負けたのか。

▼何故我々は金魚に負けたのか

急になんの話ですかって?

金魚になんて負けた記憶はないって?

いやいや、知らず知らずのうちにあなたは金魚に負けている。

今日はそんなお話です。

 

▼どこで金魚に負けたのか?

僕らは何で金魚に負けたのか? 

それは集中力です。

もしかして、金魚の集中力が高すぎるのでは?と思われた方。

それは間違いです。

金魚の集中力は何秒だと思いますか?

なんとたったの9秒なのです。

 

 

では人間の集中力は?

 

たったの8秒だそう。

 

んー、なんかこの結果、俄かに信じられないですよね。

 

話としては、この情報化社会で溢れかえる大量の情報に晒されると、次から次へと集中力を奪われ、集中力が減るようです。

 

2000年には12秒だった注意力が、2013年には8秒にまで短くなったそうです。

 

いやいや、元からめっちゃ短いやん!

 

データとしては30%も下がった現代人の集中力の根拠だと思うのですが、いやー、なんか胡散臭さしかないなあ。

 

そもそも金魚の集中力ってどーやって調べたんやろう。

そんなこんなで調べてみると、この情報について証拠がないような記事が出てくる、出てくる。

金魚の集中力の記事って、有名な雑誌で紹介されていた記事なので、そこそこ信頼がおけそうだったのですが、どうやらデマのよう。

話としてはめちゃくちゃ面白いし、キャッチーなので、拡がったのかな?

 

▼メディアの書くことを鵜呑みにしない

メディアに書いてあることは、正しい。

と子供の頃には思っていましたが、今はもうそんな時代でもなくなりましたね。

 

自分と同じくらいの人たちが、忙しい中で書いている記事。

そりゃ、下調べも十分に出来ずに書くとかもある。特に導入としてだけ使う部分なんて、あんまり確認しないだろうなあ、と思います。

 

▼疑問に思うことを忘れない

僕は地頭があんまりよくないタイプで大分信じやすい方。

人が言うことを間に受けちゃうタイプだし、下調べをあんまりしない方なので、自分の戒めとして思うのは、情報化社会で、集中力が云々の前に、やっぱり大事だなと思うのは、自分の頭で考えて、疑ってみること。

 

えっ、ほんまにそーなんかな。

そんなこと、あるのかな?

 

なるべく頭のブラックボックスをなくすように、意識的に取り組まないとすぐにサボっちゃう。

人間は結構ブラックボックスに気づきにくいと思っていて、分かっていないことに無自覚。

分かったつもりになっちゃうことが多いと思っています。

 

そして、こう言う頭の中のブラックボックスを作りづらくさせるのは、人に教えることが大事なんでないかなと思っています。

人に説明しようとすると、自分の中で疑問点が沢山湧き、頭の中に分からない、説明できない空白が沢山できる。

 

穴埋め問題の出来上がりです。

 

穴埋めにすると、人間は空白がストレスになって気持ちが悪いのでなんとか埋めようとする。

これが理解につながると思っています。

 

今回、金魚の集中力はデマの可能性が高いですが、ここから学ぶべきことは以下二点かなと思います。

  • 間違った人間を不必要に責めない
  • 人が言うことを鵜呑みにせずに、きちんと自分で咀嚼する

 

名前のある出版社がデマかもしれないニュースを記事にしたり、そもそも、マイクロソフト社がこの金魚の集中力の話をしたり、社会的に信頼が高い企業でも間違える。

それは人間だから間違えてしょうがない。

そこはコントロールできないし、自分できちんと咀嚼するくせをつけて、騙されないように自分をコントロールしようも思って生きることが一番建設的だと思います。

 

 

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