成長マインドセットを子供に与えてあげること
頭がいいとほめてはいけない!?
頭がいいと褒められた子供は、実は成績が下がるそうだ。
一般にほめることが教育上よいとされているが事実は少し異なるようだ。
頑張ったねと努力を誉めることの重要性
これは小学生を対象とした実験でわかっている。
頭の良さは生まれつきだと思っているマインドセット(心のあり方、考え方の癖)の子供達は中学生くらいから成績が下がり始めるそうだ。
一方で、頑張ったね、と努力を褒められた子供たちは成績が上がる。こういった子供達は、頭の良さは努力でなんとかなる、と思っている子供達なので、努力することをやめずにどんどん成績が上がっていくのだ。
この事実からいかに努力を継続できるマインドセットが重要かがわかる。
社会でも魅力的な人達は圧倒的に努力しており、努力することを当たり前だと思っている。つまり成功するには成長マインドセットは絶対に必要だ。
小中学生で頭がちょっとよくて、努力しなくでそこそこ成績がよくてそれを自慢にしていたような子供は結局人生もそんな感じでぬるく終わってしまうのだろう。
#僕です。
#猛反省中30代
要領の良さ、生まれつきの地頭の良さより圧倒的に努力できるマインドセット。
親が子供に与えてあげる、と言い方はおこがましい。
自発性を育てるというのはなかなか難易度が高いことであることもわかる。
なので僕にできるのは、成長マインドセットを阻害するような要因を取り除いてあげること、努力の大事さを教えてあげることくらいだろう。
成長マインドセットがきちんと形成され育つまで阻害要因を排除しながら待つことが大事。
待つことを途中でやめてしまった場合は効果がないどころか悪影響を及ぼす可能性もある。
研究結果で勉強しなさい、と言われて育った子供は成績が悪いという。
たまごとにわとり論になるかもしれないが、自発的に努力できる子供を育てなければ結局、意味がない。親から何かを言われてやる時期なんてたかが知れている。
親と子供の接し方を今一度この実験から考える必要がある。