STUDY JUICE ~5minitus hacks~

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『クレジットの面積』の大きくすることで、仕事の幅を拡げる

仕事の幅を拡げるためにすべきこと

仕事の幅を拡げるために、今できる仕事を捨てることを覚えなければいけない。

これはキングコング西野亮廣さんがラジオか何かでおっしゃっていた言葉で、彼が進める藤原和博さんの本を読んだばかりだったこともあり、非常に感銘を受けたので今日はこの話を書きたい。 

 

 

藤原和博の食える1%になれる方法』

藤原和博さんの『藤原和博の食える1%になれる方法』については非常に面白かったので、過去に副業のススメというブログで、藤原和博さんの本について触れた。

 

the-ark.hatenablog.jp

 

 

藤原和博さんの本の概要は以下のようなものだ。

まずは、自分が100人に一人の分野を作る。

そして次は別の分野で100人に一人の分野を作る。

そうして100人に一人の分野を二個もつと、掛け合わせで1万人に一人の希少人材になることができるので、食っていける人になるというわけ。

つまり食える1%というのは複数の領域で上位1%の価値を持つ人材だけなのだ。

 

この方法で、さらに100人に一人の分野を作れば100万に一人の価値を持つ人となる。

一つの分野で100万に一人となるには99万9999人に勝つ必要があるが、三つの分野であれば99人 x 3回なので、297人に勝てばよいという理論である。

この計算から分かるように、100人に一人の人材に三つの分野でなるほうが圧倒的に努力量は少なくて済む。また超えられない才能の壁も三つの分野でならば、そうそう立ちはだからない。

 

さらにこの考えでなるほどなあと思うのが、仕事というのは三つの分野の点で結ばれた面積の大きさで変わってくるという点だ。

藤原氏は、他人からの信頼と共感の総量を「クレジット」(信任)と呼んでいるが、結ばれた点の面積をクレジットの面積と呼ぶ。

お金や仕事はこの「クレジット」から生まれる。

なのでクレジットの面積が大きい人は、より多くのお金と仕事を生み出すことができる。

イメージがしにくいと思うので、もう少し具体的に書く。

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『クレジットの面積』の大きくする

クレジットの面積を大きくするために異なる分野で100人に一人となるときに、それぞれが離れた領域の分野でプロになることが望ましい。

例えば、料理人で100人に一人になったら、次は講演家で100人に一人になる、といった具合だ。

逆にあまりクレジットの面積が増えない例は、料理人で100人に一人となったら栄養士として100人に一人になるといった具合で類似分野だとクレジットはあまり大きくならない。

つまり掛け合わせても新しいものにならない場合は、クレジットは増えにくい。

前者の料理人で100人に一人になり、講演家で100人に一人になればトークショーだけなく、オリジナル料理のディナーショーもできるし、料理の話題でメディアに呼ばれる可能性も高くなる。

 

つまりクレジットの面積が大きいと、仕事の幅が拡がることを意味する。

こういった話を学んだときに、僕はひとつの決意をした。

積極的に自分ができる仕事はどんどんやめてしまうことだ。

 

時間は限られている。

プロにはなるには、その分野に時間をかけなければいけない。

この使える時間が限られている問題をクリアし、別の分野の能力を伸ばすためには、今自分ができていることを他の人に任せてしまい、自分が未熟な分野で時間を目いっぱい費やして頑張らなければならない。

未熟な分野で努力をするには、その分野に集中する時間を捻出する必要がある。

であれば、もうできることに時間を費やしている場合ではない。

なので僕の中でこれはどうするか決まっていて、得意なことを手放すというよりは僕のできる仕事の中で方法さえ伝授すれば誰でもできるようになることは、他の人に任せてしまって自分が新しいことにどんどん挑戦するというものだ。

 

正直これはしんどいこともある。

折角できるようになったことを手放すので、人の役に立っているという感覚で安心できる時間が減るからだ。

証明マインドセットの人にはいささかしんどい。

 

でも本当に大事なことは、どんどん新しいことにチャレンジしていき能力の幅、仕事の幅を大きくすることで、自分の価値を高めることにあるとすれば、つかの間の安心を得るためにその場にとどまってはいけないことがよくわかる。

成長マインドセットを強く持つ人は、この考え方に違和感はないはず。

 

多少しんどくても、自分が今できることをどんどん捨てていき、自分の仕事の幅を無理やりにでも広げていかないといけない。

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これからこの答えを持っていないといけない

これからの社会はより一層、従来の学歴社会から能力歴社会になる。

”あなたはどこの出身大学ですか?”

ではなく

”あなたは何ができますか?”

にすぐに答えられる人間にならなければならない。

そして答える内容が希少価値の高いものでなければならない。

 

年収と学歴の相関は年収800万円程度まではあるそうだが、それを超えるとなくなってくるようだ。

これからは年収の二極化が起こるといわれている。

そのため現在7~800万円の層も二極化するだろう。

もし二極化する際に、高い方に残りたいのであればあなたは何ができますか?

に希少価値の高い回答ができる人間にならなければならない。