挑戦する限り失敗には価値がある
哲学者の名言
心が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる
引用:ウィリアム・ジェイムズ
哲学者の言葉らしい。
すごくいい言葉(考え)なので僕も勝手に真似して大切にさせていただいている。
ただし、個人的にはしっくりこないところもある。
なので自分の中では以下のように言い換えている。
言葉を変えれば思考が変わる。
思考が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば人生が変わる。
はてさて、そんなこんなで今日は失敗を前向きにとらえる話ってテーマでお話させていただきます。
目次
失敗に価値がある仕事
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僕はメーカーに勤務している。
工学部出身者が多い中で仕事をしているためか一般的な企業に比べて失敗に寛容な風土があると思う。
#感覚ね
#データはないです。
#完全感覚エンジニアー
新製品を開発、新しい挑戦を続ける人達が多いため、トライ&エラーの考えが定着しているためかもしれない。失敗から学ぶことがスタンダードになっていると思う。
製品開発のときに失敗はつきもの、製品の性能評価(実験)するときは仮説をたてて検証していく。仮説というのは、こういう前提でこういう風に作ったからこういうことが起きて、これくらいの能力になるはずだからこういう結果になるという予想のストーリをまず作る。
実験して結果がストーリー通りだったらガッツポーズ!
いえい。
ストーリ-通りでなかったときには考察して考え方を改める。
とほほのほ。
そうかそうか、仮説のこの部分が間違ってたんだ。こういう知識が不足していたんだなとか、こういう風に考えたけど、この前提の考え方が間違っていたんだなとか、軌道修正するわけである。
こういったとき、アウトプットを意識してインプットをしているから知識の吸収もよくなるので非常に効率的だ。
学生時代もテストの復習が一番実力になった。
こういう問題を解くには、こういう知識が必要だったんだな、と本気で考えたあとに勉強するからインプットがスルスル入ってくる。
学生時代の勉強も方法さえ間違っていなければ、社会人になってからも役立つものだ。
周囲の人間が失敗に許容な思考なので、僕もありがたいことに自然にこういう考えて染みついている。
思考は環境から大きな影響を与えられると思うが、こういう考え方ができる環境は本当にありがたい。
医療従事者である奥さんに仕事の話を聞くとそんな風土は勿論ない。
医療従事者で失敗は許されないからだ。
これが許されるのは職種によるよなあと思う。
#そりゃそうだよね。
#自分の当たり前は人にとって当たり前ではない。
失敗が許されやすい環境とそうでない環境の差
じゃあ失敗が許される職種と許されない職種の違いはなんだろうか?
一つの答えとして、その職種の価値を考えた時に”挑戦”の比率が多いことだと思う。
挑戦が必要な仕事であれば失敗に価値が生まれる。
挑戦というのは、失敗を超えて成功をつかむ一連の行動であるから失敗は成功へと一つずつ歩みを進めていることに他ならない。
失敗から学び、また挑戦を続ける限り失敗には価値があり続ける。
価値を出し続ける人を、周囲は大切に扱ってくれる。
こういう考え方が僕の会社にはあるので安心して仕事ができるのはありがたい。
失敗が許容されにくい人にとって失敗はネガティブか?
では、こういった環境でない人には失敗はやっぱりネガティブなものなのだろうか?
僕は違うと思う。
職種によって失敗の価値があらかじめ高くて許されやすい環境があるのは事実だが、全ての人にとって、失敗を前向きにとらえることは大切だ。
もう少しいうと、失敗したときの考え方によってどんな職種でも失敗の価値を高めることができると思っている。
その考え方は、失敗の価値を高めるとは、失敗により自分は学習し成長できると考えることだと思う。
金融資本、不動産資本、色んな資本(お金を生み出すもの)があるが最強の資本は自分自身である。
であれば自分自身が成長することへの投資が一番リターンが大きい。
お金持ちとは、お金を持っている人ではなく、お金を稼ぐ力をもっている人であるというが自分の能力というのが一番大事。
一方で、多くの人が失敗すると自分を責めて自分はできないやつだと考えてしまうがその考え方は損をしている。
失敗は学習のチャンス。
自分の成長として失敗を前向きにとらえることで、どんな職種であっても自分という資本への投資に繋がっている。
あなたが諦めない限り、失敗はあなたをより高いステージに連れて行ってくれる。
偉人たちの失敗と挫折
そうはいってもくじけそうになることは沢山ある。
僕は偉そうなことを書いていてもくじけてばかり。
くじけたときには、偉人たちの話を思い出す。
例えば、先日9月28日に新エリアがオープンされて話題のディズニーランドの創始者ウォルト・ディズニー。彼は若い時に新聞社の編集長から「アイデアと想像力が欠如している」といわれたそうだ。
おいおい、ディズニーって想像力のバケモンだろ、と思うが偉人でされそんな失敗を経験している。
他にも多い。
天才物理学者のアルバート・アインシュタインは言葉が遅く学校の成績が悪かったが、考えることを諦めなかったので、大学は超一流大学へ進学する。しかし、教授からの評価は低く教職に就けなかったが、特許庁で働きながら相対性理論をまとめ上げる。
スティーブンスティルバーグも、演劇学校への入学を3回も断られたそうだ。
絵本作家の西野亮廣氏も、日本中からお笑い芸人が絵本なんて書いてとバッシングされながらも今や絵本が映画化するまでに至っている。革命のファンファーレは、日本中からバッシングされたお笑い芸人が成功するまでのストーリーなので、失敗して挫折している人のバイブルになっていると聞く。
数ある著名人も失敗と挫折を乗り越えている。
失敗は価値がある。
”失敗は価値がある”と言葉を変えれば、”失敗を恐れない”と思考が変わる。
”失敗を恐れない”と思考が変われば、”失敗を恐れずに行動する”ため挑戦を続ける。
”失敗を恐れずに行動する”ように変われば、”失敗しても学習し次の挑戦に挑む”習慣に変わる。
”失敗しても学習し次の挑戦に挑む”習慣に変われば、”失敗について前向きな”人格に変わる。
”失敗について前向きな”人格に変われば、”成功する”人生へ変わる。
挑戦し続ける限り、失敗は糧になる。
これはイーロンマスクやジェフベゾスといった世界ランカーも同じ意見だ。
僕らも学ぼう!