老いてもなお伸び続ける能力。世代別ごとに選んだ今が旬の能力!
今週のお題「おじいちゃん・おばあちゃん」
おじいさん,おばあさんとは何歳以上の人のことを指すのか?これに対してアンケートをとった結果、一番多かったのは60歳以上をおじいさん、おばあさんと呼んでいいという層だった。
引用元:シニアガイド
なので、60歳以上をおじいさん,おばあさんと
このブログでは定義する。
しかし、人数が多いといっても全体の25%弱程度の意見だったので、身近な60歳以上の人をおじいさん、おばあさんというと怒られる可能性はあるので、注意していただきたい。
#4人に3人からは怒られる可能性大。
#かなり怒られる。
老いてもなお伸び続ける能力
さて,テーマは老いてもなお伸び続ける能力である。能力といえば,一般的に若い時にピークがあるように思われている。
数学の大きな発見も二十代が多い。
そのため、人間は20歳がピークみたいな説があるが、しかしそれは誤解である。能力によっては年老いてからの方が高い値を示す能力があることが、マサチューセッツ工科大学(MIT)の認知科学研究者の研究結果で報告されているのだ。
そう60歳を超えてもなお成長する能力がある。
おじいさんが最強となる能力がある!
今回は,各年齢でピークとなる能力と老いてなお成熟する能力について紹介する。
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情報処理スピード、注意力の持続性、視覚認知
まず,情報処理スピード、注意力の持続性、視覚認知については,18歳程度がピークのようである。
情報処理能力とは、瞬時に数字のパターンなどを見つける力だ。
これは,IQ試験(ウェクスラー成人知能検査)でも使用されている方法で証明された。頭の回転という意味では、若い世代がやはり有利である。
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文脈なしの名前の記憶力
次に,文脈なしの名前の記憶力。これについては,22歳がピークらしい。
大学卒業以降僕が人の名前を記憶できなくなったのをMITが示してくれた。
健忘症ではなかったのだ。
ビジネスカードなしには生きていけない。
最近はコロナでビジネスカードのやりとりも控えていると聞く。
AirDrop的な感じでBluetoothでしゅっとビジネスカードデータを送りあえたら最高だと思う。よくわからないビジネスマナーを学ばずに済むし,カードをなくさなくて済む。
自分もカードを切らすことがないし,資源を無駄にしない。
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顔認識能力
第三に,顔認識の能力。これは32歳がピーク。
そうか,K Popスターが同じ顔に見えるのは,僕の認識能力の低下が問題だったのだ。
眼鏡かけている短髪の男性は大体友達に見えるのもそうか能力の低下が原因だったのか。
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集中力
第四に集中力。これは43歳がピーク。
なんと集中力に関してはまだ伸び代があるのか。
確かに机に座って起きていられる時間は学生時代よりも格段に増えた。
無限大に増えたといっても過言ではない。(分母の時間がゼロに等しいので)
新人がすぐに会議中に違うことを考えてメモや議事録をとっていなかったのは,全くもって仕方がないとMITが教えてくれる。
43歳になるまでは,集中力が未熟なのだ。
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感情認知能力
第五に,感情認知能力。48歳がピーク。
これが教えてくれるのは,48歳までデートが本当に成功することは難しいことだ。
相手の感情が分からないのであれば仕方がない。
もしあなたがデートまでうまくいって結婚までできているとすれば,単なる思い込みがずっと当り続けていた可能性が高いのかもしれない。
それはそれですごい能力だ。
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基本的な計算能力
第六に,基本的な計算能力。実は50歳がピーク。
飲み会の席でいいよ,いいよとどんぶり勘定でおごってくれる優しい上司。
もう細かい計算はできないんだろうなと油断していたが,何もわかっていないように見せかけて本当はきっちり高速で計算していたのだろう。
おそるべし,中間管理職の計算能力。
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新しい情報を学び、理解する能力
第七に,新しい情報を学び、理解する能力。50歳がピーク。
新しい技術の獲得に四苦八苦する50代を見ていると大変だなと同情していた。
リモート会議でもうまくいかず,会議が変な空気になる。
本人ももう年だから新しいことは頭に入らないよと寂しそうに笑う。
しかし,MITが示すのは,年齢のせいではなかったってこと。
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語彙力
最後に,語彙力。67歳がピーク。
おじいさん,おばあさんになっても語彙力は増えていく。
これは素敵な結果だ。
語彙力が増えれば,自分の伝えたい気持ちをより言語化できる。
多くの人の話を理解できる。
ひょっとすると一番人と理解しあえるという年齢は,おじいさん,おばあさんなのかもしれない。
長年のいがみ合いも,消える日が来るかもしれない。
そんな素敵な語彙力豊富なおじいさん,おばあさんに尊敬の意を示す。
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