もしもに備えて,副業のススメ
今週のお題「もしもの備え」
副業のススメ
現代社会で肩書が一つしかないというリスク。
もしもの備え。
もしもXXXだったらで備える内容は変わる。
今回の場合は仕事がなくなる,またはうまくいかなくなったらの話。
コロナ禍で変わり続ける社会と副業
同時代に副業が解禁された偶然
コロナ禍で不況に陥った業界,やり方を変え最悪を脱した企業など,明暗は分かれている。私の会社も業績は悪くないが,残業規制等で個人しては収入が激減した。ボーナスの貯金を切り崩して生活するような日々だ。そんななかで思うのが,副業の存在。
私の会社でも副業が最近解禁となった。
世間的には2018年が,副業解禁の副業元年と呼ばれるらしい。
理由は,2018年にモデル就業規則が改定になったためだ。
改定により,
”許可なくほかの会社等の業務に従事しないこと”
とあった就業規則が,
”労働者が勤務時間外において、ほかの会社等の業務に従事することができる”に
書き変わった。
副業が解禁されている企業であれば,即座に副業を始めるべきというのが答えだろう。これからの時代,副業をしないことは,リスクが大きすぎる。理由は,社会の変化するスピードが速くどんな企業が生き残れるのか予想することが困難だからだ。一つの仕事がうまくいかないときも,もう一つの副業がうまくいっていればなんとかなる。さらに,副業はスキルアップの機会に繋がる。
藤原和博の食える1%になれる方法に学ぶスライド意識
100人に一人の技を複数個持つ。
株の投資などによる収入もよいが,個人的には自分自身を成長させ価値を高めて収入を得たい。個人の金を稼ぐスキルというのは目減りしない。簡単にとって代えられないものになるからだ。二足のわらじならぬ,三足,四足のわらじをはいたものが勝つ、または生き残る時代になっている。これは,『藤原和博の食える1%になれる方法』の自分をスライドさせることと同じだ。
ちなみに、『藤原和博の食える1%になれる方法』を取り上げ、納得解について書いた記事は下記リンクよりお読みいただけます。
スライドさせるとは,副業を通じて,スキルアップし,100人に一人の人材になる。これを継続して違う分野でも行う。そしてどんどん100人に一人の分野を複数個作っていき,自分の価値を100倍ずつ高めていく。そして1万に一人,100万人に一人の存在になるというものだ。もしもに備えて我々がすべきは,そう価値を高めることにある。価値が高い人は,収入に困る確率が減る。そして副業はリスクを分散する。副業をやらない理由が見つからない。
学習の転移
100人に一人を拡大することで副次的に生まれる効果
さらに,最近,この副業をした方がさらによさそうな別の理由も見つけた。
学習の転移と呼ばれる現象だ。要は,ある学習が他の学習を助けるというものだ。
具体的を挙げると,ピアノを学んだことのある人は,学んだことのない人に比べて,ピアノ以外の楽器も比較的容易に習得ができるといった現象を指す。
乃木坂生田絵梨花さんの多才っぷり
乃木坂の生田絵梨花さんが,専攻のピアノだけでなく三線やバイオリン,ギターを短期間で習得した理由はこの学習の転移なのだろう。
こういった転移を利用していけば,1万時間かかる100人に一人になる時間も短時間化できるようになるだろう。短時間化すれば,価値を高めるために必要な時間が減る。短時間で希少価値の高い人間になれる。
たまにはたから見ると考えられないスピードで成長し,色んなことができるようになっている人がいるが,こういった転移を利用している例だろう。
もしもに備えて,我々にできる最善は,何より今すぐに準備を始めることである。
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