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科学でもっと楽しく生きる!旧帝大エンジニアの仕事と育児の記録

神話に学べ。ヒーローズ・ジャーニー(英雄の旅)について

「なぜ、あの物語はこんなに人を魅了するのか?」

「なぜ、あの物語は人々を熱狂させるのか?」

「なぜ、あの物語はこんなに売れるのか?」

――それは,神話の魔力かもしれません。

 

目次

神話の魔力的構成。黄金律。

「なぜ、あの物語はこんなに人を魅了するのか?」

そんなことを考えたことはあるだろうか。

それはひょっとすると,神話の魔力の影響かもしれない。

魔力といってもオカルト的な怪しいものではない。

ちゃんと心理学的に意味があるのだ。

神話の時代から,我々を魅了する物語には型があるらしい。

そういう型があるのは、ポップミュージックにも、Aメロ、Bメロ、サビという文化があることから、なんとなく分かる。

物語における黄金律は,ヒーローズ・ジャーニー(英雄の旅)と呼ばれるらしい。

ヒーローズ・ジャーニー(英雄の旅)が魅了する

ヒーローズ・ジャーニー(英雄の旅)とは、アメリカの神話学者であるジョゼフキャンベル氏が提唱したものである。

古今東西の神話に登場する数々のヒーローの物語を研究した結果,ある共通した構成,一連の流れが存在することを突き止めたのだ。

多くの人の共感や感動を生むやすい流れがある。

サビ文化。King Gnuと米津玄師の考察。大衆を熱狂させる。

音楽もサビがないと、少なくとも日本では売れないらしい。

King gnuの常田氏が、米津玄師さんからアドバイスされたと語ったインタビューがあった。

常田氏はその助言に従い、サビを入れ始める。

自分の求める音楽と大衆に受け入れられる共通項を、模索する。

そうして生まれた音楽の一つが、大ヒットソング『白日』である。

 

話が逸れたが、ヒーローズジャーニーの例を挙げると,以下のようである。

  1. 日常生活があって,田舎の村とかで平和に過ごしている。
  2. 訪問者などによって,急に冒険へと誘われる。
  3. 一度は冒険を断る。
  4. メンター(師匠,賢者)と出会い,自分の中で殻が破れ覚醒する。
  5. 試練,仲間との出会い,そして強力な敵と出会う。
  6. 危険な場所へと行く。
  7. 最大の試練が訪れる。
  8. 報酬を得る。
  9. 帰る。
  10. 敵が復活する。
  11. 宝を持って帰ってくる。

 

例えば,この黄金律で構成されるものの例を挙げると、ロードオブザリングスターウォーズである。日本のドラゴンボールも当てはまる。

 

参考図書

 

 

大衆を熱狂させた証は結果で示せる!

これらが大衆を熱狂させたことは、興行成績が示している。

 

そして、このヒーローズジャーニー。

次は、ビジネスの世界でも力を発揮しようとしている。

ビジネスも個からチームの時代へとシフトした。今は、さらにチームからコミュニティの時代へとシフトしている。

コミュニティをまとめるのに、意思を統率する強い力が必要なのは想像に難くない。

それは何か。

ビジネスにも脚本力を!物語を描け!

それが物語なのである。

ビジネスにも、強い物語を描く脚本力が必要だと言われている。

リーダーには,これからの時代、強いファンが必要と言われる。

なぜなら、信頼関係が高ければ、つまりファンがいれば、クラウドファンディングで、世界中からお金を集めることが時代であり、リーダには、ファンを作る力が求められる。

そのファンを作る強い力は、脚本力なのである。

プロジェクト設計にヒーローズジャーニーを盛り込むことで、物語は強くなり説得力を増す。

 

みなさんも、もし部下や後輩がついてこないのならば、脚本力が足りないのかもしれない。

そんなときは、ヒーローズジャーニーを使い、脚本力を上げ、周りを熱狂させることで、強力な力を生み出す力が必要である。

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